運動エフェクトを楽しむ中で様々な身体の動きに慣れる

 運動エフェクトでは、全種目に参加してくれるようになり、待ち時間には座っていられるようになってきました。しかし、運動に対する苦手意識があり、やる気が出なかったりふざけてしまったりすることが多く、運動に取り組む姿勢が気になります。また、お手本を見て真似することも苦手で、どう動いたらよいか分からなくなってしまうことがあります。例えば、跳び箱の開脚跳びの練習で、跳び箱に手をつかずにジャンプして乗ったり、マットの前転の仕方が分からず、横に転がったりします。連続した動きを見て真似するのは難しいので、逆上がりの練習の時の指示(1.肘を曲げる、2.足を蹴り上げる)と同様、行う動きを順番で伝え、一つ一つの動きを捉えやすくしていきます。それぞれの動きに慣れてきたら徐々にスピードを上げ、スムーズにできるよう練習していきます。また、動きを分かりやすく伝えることで「これならできそう」と思ってもらってやる気を引き出し、ふざけずに取り組むことができるようにしていきます。これまでに繰り返し取り組んできた反復横跳び、動きを確認しながら一対一で練習したウシガエルやカエルの一休みは上手にできるようになってきました。今後も、動き方を丁寧に伝えて様々な身体の動きに慣れてもらい、できることを少しずつ増やしていきます。

Juri F.