雨で戸外活動に出かけられない日は、図画工作に取り組んでいます。折り紙や牛乳パック、トイレットペーパーの芯、ストロー、空き箱など、身近な材料を使って様々な作品を作っています。「今日は何つくるの?」と楽しみにしている子も多く、一生懸命取り組んでいます。
絵を描いたり物を作ったりすることよって、手先の器用さを向上させるだけでなく、一つの作業を続ける集中力、説明をしっかりと聞く力、お手本を模倣する力、分からない所を質問する力、困っている友達に作り方を分かりやすく伝える力、最後まで根気よく取り組む力等、様々な力を身に付けることができます。
実際に、通所し始めた頃は工作が苦手で、途中で席を立ってしまったり、「分からない」「できない」と何もせずに過ごしていたりした子が、今では「明日は何作るのかなぁ」と前日から楽しみにしてくれるようになり、「次はどうすればいいですか?」と自分から聞きながら完成まで粘り強く取り組むことができるようになりました。
他にも、難しい部分に挑戦できるようになった子、自分の作品が完成した後も、テープを配ったり友達の作業を手伝ったりする等、自分にできることを考えて行動に移せるようになった子もいます。このページでは、子どもたちの力作を紹介していきます。