ステンシル版画

 絵の具を使ってステンシル版画をしました。テーマは「自分の好きなもの」にしました。但し、友達と同じものにはならないようにすることを条件としました。何を描きたいか決まった子から手を挙げてもらい、発表してもらいました。「どうしようかな」と迷っている子もいましたが、絵辞典や図鑑を見たり、友達が言ったものを参考にしたりし、全員が10分程で決めることができました。「うさぎ」「パトカー」「ドラゴン」「くじら」等、様々なジャンルのテーマが出てきました。テーマが決まった子から、ティッシュの箱にマジックで絵を描き、型紙作りをしました。注意事項として、細かい部分は切ることができないので、大まかに描くことを伝えました。自分でサッと描ける子、絵辞典を見ながら自分で描ける子、指導員に少し手伝ってもらう子等、それぞれの力に合わせて取り組みました。下書きはせずに描きましたが、ものの特徴をしっかりと捉えて描くことができました。

 次に、型紙を切り、型紙に持ち手をつけました。持ち手がグラグラしないよう、しっかりと貼り付けることに気を付け、上手にできていました。そして、絵の具の色を選び、版画をしました。画用紙に型紙を置いて手で押さえながら、絵の具をつけたスポンジで型紙の周りにトントンと色をつけました。トントンする時はスポンジが型紙に少し重なるようにすることを、実際にお手本を見せながら伝えました。型紙の周り全体にしっかりと色がついていることを確認し、型紙をそっと外しました。白抜きの絵が完成し、「わぁ~すごい」と嬉しそうにしていました。「空いているところにもう一回やってもいい?」「もう一つ別のキャラを作ってもいい?」ともう一度挑戦する子もいて、楽しそうに取り組んでいました。

 最後に、色鉛筆で目を描いたり、色を塗ったりしました。完成すると「見て見て」と嬉しそうに指導員に見せに行く姿が見られました。版画は初めての取り組みでしたが、絵を描く机と絵の具を使う机というように目的に合わせて作業スペースを分け、子ども達が移動する形式にしたことでスムーズに作業を進めることができました。また、描くものを自由に決められることがうれしかったようで、意欲的に生き生きと活動に取り組んでいました。それぞれの個性が光る作品に仕上がり、友達の作品を鑑賞するのも楽しそうでした。