バブルアート(海中探検に出発!)

 2日間かけてバブルアートの作品をつくりました。1日目は下絵とクレヨンでの色塗り、2日目は絵の具で色をつけたシャボン玉液を使って背景の海を表現しました。

 まず、下絵を描きました。今回はいつもより大きな画用紙を使用したので、どのくらいの大きさで描くかイメージしやすいよう、目安となる大きさの魚の絵を皆に見てもらいました。そして、その魚の絵の上に自分の手を置いてみて、大きさのイメージをつかんでもらいました。「自分の手よりも、もっと大きく描くんだね」と、自分の手を重ねてサイズを確認しながら下絵を描き進めていました。タコやイカ、クラゲ、サメ、イルカ、モササウルス等、それぞれの好きな生き物を大胆に描くことができました。

 次に、クレヨンで色を塗りました。縁取りをしっかりとしてから中の部分を塗るようアドバイスしました。ゴシゴシと力を入れて隙間なく塗ったり、細かい部分もはみ出さないよう丁寧に塗ったり、隣同士の魚が同じ色にならないよう全体の彩りを考えながら塗ったりし、集中して作業に取り組むことができました。

 最後に、バブルアートで海を表現しました。青と白の絵の具、水、台所用の液体洗剤をしっかりと混ぜ、シャボン玉液を作りました。そして、ストローの先に切り込みを入れ、花のように広げました。ストローの花状の部分をカップの底にまっすぐ押し付けるようにしながら、息をゆっくりと吐き、ブクブクと泡が盛り上がってきたら、ストローを使って画用紙に移しました。そうすると泡がパチパチと自然に弾けていき、水玉のような丸い模様が画用紙の上にたくさん広がりました。お手本を見た子ども達は「わぁ、楽しそう」「早くやりたい」と興味をもってくれました。始める前に、シャボン玉液を誤って吸ってしまうことがないよう伝えました。この技法は初めて挑戦する子も多く、新鮮さがあったようで、ニコニコと楽しそうに夢中になって取り組んでいました。