正二十四面体

 折り紙12枚で正二十四面体を作りました。この作品のように、同じパーツをいくつか作る場合は、1枚目はお手本を見たり説明を聞いたりしながら皆で一緒に折り進め、2枚目以降は各自で折り進めています。1回で折り方を覚え次々に折っていく子、「この次は、どうだったかな?」と言いながら一度折ったものを開いて確認しながら折っていく子、指導員や友達にもう一度折り方を教えてもらう子、それぞれのペースでがんばっています。早く終わった子に「○○君の分も手伝ってくれる?」と頼むと快く「いいよ」と協力してくれたり、自分から「手伝おうか?」と友達に声を掛けてくれたりし、自然に助け合いができていいなと思います。

 組み立ては、まず、3枚の折り紙を1セットとして、同じものを4セット組み立てました。ここまでは、半分以上の子がお手本を見ながら自分で組み立てることができました。その後、この4セットを組み合わせて立体にしました。この工程では、難しさを感じたため「分からない」という言葉が行き交っていましたが、気を取り直して「どこに入れるの?」と指導員に聞きながら、最後までがんばる姿が見られました。中には「パズルみたい」と、差し込むところをすぐに聞かず、自分で考えて楽しそうに取り組んでいる子もいました。