ニット帽

 毛糸やペットボトルキャップ等、身近な材料を使ってニット帽を作りました。お手本の作品を見ると「かわいい。ぬいぐるみにピッタリだね」と、興味をもっていました。

 まず、切り開いた牛乳パックに毛糸をグルグルと巻き付けました。しっかりと回数を数えながら丁寧に巻き付けることができました。

 その後、片側の端をハサミで切りました。1本ずつ長さを測らなくても同じ長さのひもを作ることができる方法を知り、「こうすると全部同じ長さになるんだ。いいね」と言っている子もいました。厚紙を輪っかの形にし、その厚紙に毛糸を結んでいきました。半分に折ってから輪を通すという分かりやすいつけ方で、ほとんどの子が一人でできていました。一旦つけ方が分かると集中して黙々と作業し、短時間で終えることができました。結んだ後は、すべての毛糸を輪っかの内側に通し、手櫛で整えました。

 そして、真ん中辺りを毛糸で強く縛ってから、内側に丸めたティッシュを詰め、ペットボトルのキャップで蓋をしました。

 最後に、上部のポンポンの部分の形を整え、完成しました。「これをあげたら喜ぶと思うから、妹の分も作りたい」ともう一つがんばって作る子もいて、可愛らしい出来上がりに満足していました。