ちぎり絵(春)

 春というテーマでちぎり絵をしました。初めに、「春といったら…」と春という言葉からイメージするものを発表してもらいました。「桜」「タンポポ」「テントウムシ」「だんご」「卒業式」「つくし」「いちご」等、様々な言葉が出てきました。

 まず、画用紙に下絵を描きました。紙いっぱいに大きく描くことに気を付け、のびのびと描くことができました。次に、広告の中から、必要な色を探しました。「あった」と嬉しそうに広告を持っていく子、「ピンクいっぱいあるよ」と友達に教えてあげる子、「淡い色でそろえたい」と色合いにこだわる子、それぞれ自分に必要な色を見つけると嬉しそうに作業に戻っていきました。

 次に、広告を細かくちぎりました。ちぎった紙がどのくらい必要か見当をつけるため、ある程度の量をちぎったら下絵の上に乗せて確認するよう伝えました。「これくらいかなぁ」と不安そうにしていた子も、実際に下絵の上に乗せてみることで、自分で必要な量を把握することができました。

 そして、下絵に糊を付け、輪郭に沿うように、また、隙間がなくなるようにちぎった紙を丁寧に貼り付けていきました。どの子も集中して楽しく作業に取り組み、がんばっていました。出来上がった時は「できたよ、見て見て」と見せに来てくれ、満足そうにしていました。