紙飛行機と発射台
ゴムの力を使って紙飛行機を飛ばす発射台と紙飛行機を作りました。子どもたちはおもちゃ作りを気に入っていて、お手本で飛行機を飛ばすところを見せると「はやくやりたい」とワクワクしていました。
まず、発射台をつくりました。牛乳パックは、少し硬めで、折るのが難しかったようですが、全体重をかけるように真上から押さえたり、足で踏んで折り目をしっかりつけたりし、がんばっていました。輪ゴムをホチキスでとめる作業では「ホチキスの真ん中の縦線に輪ゴムを合わせる」と表現すると作業の仕方が分かりやすかったようで「これで合ってる?」と確認しながら自分で留めることができました。遊ぶときの怪我防止のため、ホチキス留めした裏側にはテープを重ねて貼りました。それから、牛乳パックの折り目に沿って折り曲げ、発射台を完成させました。
次に、紙飛行機を作りました。「飛行機は、端をぴったりと合わせて折るとよく飛ぶんだよ」と言いながら、左右対称となるよう丁寧に作っていました。また、同じテーブルの子に「次はこうして」と自分の折っている飛行機を見せながら作り方を説明してくれる等、自然に友達同士協力することができていました。
最後に、紙飛行機飛ばし大会をしました。始める前に「合図の後に飛ばす」「勝手に自分の飛行機を拾いに行かない」等の安全面のルールを伝えました。皆しっかりと守ることができ、安全を意識しながら遊ぶことができました。何回か飛ばす中で、飛行機の形を改良したり、飛ばす角度を少し変えてみたりする等、どうしたら遠くまで飛ぶか考え、楽しんでいました。1番よく飛んだ飛行機は8メートルほど飛び、盛り上がっていました。