変わり種アメリカンドッグ

 たこ焼き器を使って、変わり種アメリカンドッグを作りました。今回は、ソーセージ、チーズ、チョコレートの三種類を作りました。アメリカンドッグと聞いても、何か分からない子もいましたが、「ソーセージの周りに甘いパンがついているものだよ」と伝えると「知ってるー」「大好き」と嬉しそうな声が返ってきました。また、「たこ焼き器で作るよ」と伝えると、「ぼく家でたこ焼き作ったことあるよ」「クルクル回すのもできるよ」と嬉しそうに話していました。衛生管理として、全員マスクをして指導員見守りのもと手洗いをしっかりと行いました。

 まず、生地を作りました。卵、牛乳、ホットケーキミックスを泡立て器で混ぜました。いつもと同じ手順で、テキパキと進めることができました。次に、具材を準備しました。ソーセージのオレンジ色のフィルムを剝がしたことがない子が多い中、「ぼくやったことあるよ」と、得意げに慣れた手つきで剥がしてくれた子がいました。ベビーチーズのアルミを剥がす作業も初めての子が多く、一面ずつそっと剥がしていくよう声を掛けました。少し力を入れ過ぎて、つぶしてしまった子もいましたが、「中に入れたら同じだから、気にしなくていいよ」と優しく声を掛けてくれる友達もいました。チョコレートはジップロックにいれて細かく割りました。

 次に、たこ焼き器で焼きました。火傷防止のため、たこ焼き器で作業する子は軍手をはめてもらいました。スプーン一杯の生地をたこ焼き器のすべての穴に流し入れると同時に、別の子が具材を一つずつ箸で入れました。手早く行わないと生地が固まってしまうことを伝えると、生地を流しいれる子と具材を入れる子に分かれ、連携プレーで手早く行うことができました。すべての穴に入れ終わった後は、串で生地を裏返しました。串を穴に沿うようにクルッとするときれいに裏返すことができ、楽しそうにひっくり返していました。その後も生地がきつね色になるまでクルクルと回し、出来上がったものからお盆に移しました。交代で全員がこの作業を体験しました。一人では難しい子も指導員が手を添えて一緒に行い、ニコニコと楽しそうに取り組んでいました。「もう一回やりたい」と言う子が多く、この作業は子ども達から好評でした。

 最後に、お皿に一人分ずつ盛り付け、ケチャップを添えました。皆で「いただきます」をしておいしく食べました。子ども達からは「チョコレートが一番おいしい」という意見が一番多く出ていました。