クレイジーバネット

 大型フィジカルアクティビティ「Crazy BANeT」に行きました。受付を待っている間に紹介動画を見て、「楽しそう」「早くやりたい」と子ども達からワクワク感がたくさん伝わってきました。

 小学生未満対象のキッズバネットエリアには、ビーチスライダーやボールプール、ぴょんぴょんハウス、ミニニンジャがありました。南国をイメージする見た目のビーチスライダーでは、丸太の部分をくぐったり、棒を押しのけて進んだり、スライダーで遊んだりしました。スライダーでは、普通に滑るだけでなく、腹ばいでスーパーマンのように滑って楽しんでいました。また、草のギザギザの上部から上方向に風が出ていて、ボールが浮く仕掛けになっているところがあり、「見て、ボール浮いたよ、どうしてかなぁ」と不思議そうにしていました。ボールプールの壁には、得点付きの玉入れがありました。「100点の所にどっちが先に入るか競争しよう」と指導員を誘い、次々にボールを投げていました。なかなか入らなくても「難しいなぁ」と言いながらどんどん投げ、がんばっていました。入ると「やったぁ、○○君の勝ち」と、とても喜んでいました。ぴょんぴょんハウスでは、たくさん跳びはね、楽しんでいました。赤と黄色のしま模様になっていたので、「赤のところだけでぴょんぴょんできる?」と声を掛けると「できるよ」と身体の動きを上手く調整して赤の所に着地しながら前に進んだりジグザグに進んだりし、楽しんでいました。ミニニンジャでは、ハイハイで進んだり、転がったり、跳び越えたりと、忍者のように機敏に動くことができました。よーいドンの合図でスタートし、何秒でゴールまでたどり着けるかというゲームをしました。チャレンジする毎に、より速く進めるように進み方や通るルートを工夫していました。タイムが縮まっていくのが嬉しかったようで、5回以上連続で繰り返していました。

 小学生以上対象のインフレータブルエリアには、クレイジーボール相撲、バトルスライダー、サッカーダーツ、ビックスライダー、クレイジーバスケ等、計11種類のアクティビティがありました。遊び方の動画を見ながら様々な種類のアクティビティを楽しんでいました。特に人気があったのは、バトルスライダーとビックスライダーでした。バトルスライダーは、制限時間内にスライダーを何回滑ることができるかを競うゲームです。上って、滑って、ボタンを押して、上って、滑って、ボタンを押してと制限時間が来るまでひたすら繰り返し、がんばっていました。友達と競う楽しさから、次から次へと休む間もなく続け、汗びっしょりになっていました。ビックスライダーは、高さ8メートルもあるスライダーで、大人気でした。スピード感が他のアスレチックのものとは別格だったようで、「これすごく速くて楽しい」と何度も滑っていました。楽しさのために階段をたくさん上ることも厭わず、子ども達の体力に驚かされました。全長48メートルのコースでは、上ったり滑ったり、跳び越えたり、棒をかき分けて進んだりする等、様々な動きをしながらゴールを目指しました。これも友達と競争できるようになっていて、どっちが早く出てこられるか競争して楽しんでいました。

 ここは子ども達にとって魅力的なアクティビティが豊富で、「あれもやりたい」「これもやりたい」「もっと遊びたい」と子ども達の内側からエネルギーがどんどん湧き出ていました。運動量も桁違いに多く、どの子も汗びっしょりになって遊び、充実した時間を過ごすことができました。