相手を傷つけるような発言を減らす

 運動エフェクトの集団遊びで負けた時に、同じチームの子のせいにすることがあります。3人で列車になって座り鬼をした際、本人の思うように動けず鬼にタッチされてしまうと、「お前のせいで負けた」と友達を責めていました。また、誰かが引っかかったら交代というルールで取り組んだジャンプ&スクワットで、早い段階でたまたま引っかかってしまった子に「おい、ちゃんとやれ」と怒って言ったりすることがあります。他にも、チーム分けの段階で運動が得意ではない子が同じチームになると「おわった」と言ったり、自由遊びの時間に仲間に入れてほしいと頼んできた子に「〇〇君はダメ」と拒否したりする等、相手を傷つけてしまうような発言をよくします。これらの発言は、自分より弱い立場の子や言い返すことができない子に対してのみ行います。同じような状況になっても相手によっては言わずに我慢することができており、相手を識別して行動を変えているようです。誠実な態度をとること、寛容な心をもつこと等、行動の重要性を言語化したり、「負けても人のせいにしない」とルール化したりするなど、事前に伝えて注意を促し、意識的に抑えることができるようにしていきます。また、できた時には認め、次もそうしようと思ってもらえるようにします。相手を傷つけるような発言は様々な種類がありますが、これは言ってはいけないという言葉を一つ一つ覚えてもらう中で、言ってもよいかどうかの判断基準を作り上げ、相手を傷つけるような発言を減らしていきます。

Juri, F.