暗黙のルールを守る

 コミュニケーション面では、しりとりが続くようになったことや普段の会話から語彙が増えてきたように思います。また、聞き取りやすくはっきりと話してくれます。ただ、多人数で会話をすると話の流れに沿うことや割り込んで話さない等の暗黙のルールを守ることができない時があります。
 話の流れとは関係のないことを言った時には、「今は〇〇について話しているよ」等と話の流れに意識を向けてもらいます。別の話をしたい時は、話の切れ目に話し出すとよいことを伝え、話の切れ目まで待つように声を掛けていきます。思いついたことを思いついた時に言ってしまったり、友達の話に覆いかぶせるように大きな声で話し出したりした時には、その都度声を掛けて暗黙のルールを覚えてもらい、気を付けてもらいます。
 初めのうちは、話の切れ目をつかむのは難しいので、話の切れ目で「さっきの話は何だった?」と尋ね、話し出してよいタイミングを伝えていきます。また、会話が一言ずつで終わってしまい、その後に言葉がつながらないことがよくあります。本人が話したことに関して少し質問してみる等、話をふくらませたり深めたりする工夫をし、自分がしたことや思ったことを相手にたくさん伝えながら会話を楽しめるようにしていきます。
Juri,F.