コミュニケーション能力を向上させる

 明るく活発で、自由遊びの時間はボール当てやお馬さん等、身体を動かして遊ぶことが好きです。特にお馬さんが大好きで「やってください」とよく言います。友達に優しいので、トラブルになることなく仲良く過ごすことができています。
 最近は、「(バランスボールを)貸して」と頼んだ時に、友達がすぐに貸してくれなくても我慢できるようになってきました。また、以前は、お片付けの指示があってもなかなか遊びを止められませんでしたが、最近は気持ちの切り替えが早くなり、全体への指示のみでお片付けをすぐにしてくれるようになりました。
 半年前に気になっていたバランスボールを持ったまま友達にぶつかったり、友達の足を引っかけて転ばせたりする点に関しては、行動全体が落ち着いてきたことに伴い、頻繁に声を掛けなくてもよくなり、改善してきています。まだ楽しくなってくると危ないことをしてしまうこともあるので、その都度声を掛けていきます。
 学習は、集中力の続く日とそうでない日がありますが、がんばって取り組んでいます。 運動エフェクトは、どの種目も一生懸命取り組んでくれます。足ジャンケンで勝ちや負けを出すことや前後左右ジャンプで指示と逆に跳ぶこと等、頭で考えて身体を動かす種目もできています。集団遊びは、ルールをきちんと守って楽しんでいます。鬼ごっこでは、小回りが得意で鬼から上手に逃げることができます。スクワットや踏み台昇降では、「疲れたら止めていいよ」と言われても最後まで行うがんばり屋な面も見られます。また、待ち時間に友達とちょっかいをかけ合うことがなくなり、落ち着いて座って待つことができるようになりました。
 少し気になる点は、質問したことに対して「分からない」と答えることが多い点です。自分から話し始めたことは色々話してくれますが、「学校楽しかった?」「遠足どうだった?」等、こちらから話を始めたことに対しては、「楽しかった」と一言返すだけで、「何したの?」と尋ねられても、「うーん」と考えることなく「分からない」と即答します。自分が話したいことは話すことができるけれど、相手に聞かれたことに対して答える双方向のやりとりは少し苦手で、「分からない」という言葉がすぐに出てきてしまいます。
 学校の宿題の作文では、初めのうちは何を書けばよいか分かりませんでしたが、最近は出かけた場所の名前を伝えるだけで、自分で書けるようになりました。途中で手が止まっていることもありますが、「〇〇に行きました。それで?」と続きを考えるように促すと自分で進めていくことができます。会話の際も、本人の言ったことを繰り返してから、さらに話したくなるようなことを具体的に尋ね、話をふくらませていきます。その際、休みの日のことや遊びのこと等、話しやすそうな話題を選ぶよう配慮します。また、話してくれたことは肯定的に受け止め、会話を楽しめるようにしていきます。
Juri,F.