2019年度 児童発達支援及び放課後等デイサービス評価表
保護者等向け児童発達支援及び放課後等デイサービス評価表
①子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
② 職員の配置数や専門性は適切であるか
③ 事業所の設備等は、スロープや手すりの設置などバリアフリー化の配慮が適切になされているか
【保護者の方々からのご意見】
・トイレなどがどうなっているかわからないので何とも言えないですが、特に必要な場所があるとは思えないので大丈夫だと思います。
④ 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、放課後等デイサービス計画が作成されているか
【保護者の方々からのご意見】
・計画書を見ると、子どもの成長がわかるような丁寧なもので、とてもありがたいです。
・他の事業所ともしっかり話し合って決めているので満足しています。
⑤ 活動プログラムが固定化しないよう工夫され ているか
【保護者の方々からのご意見】
・色々な運動に加え、公文もやってもらえて充実していると思います。
⑥ 放課後児童クラブや児童館との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか
【保護者の方々からのご意見】
・出来る範囲でやればいいと思います。学校で交流があるのでどちらでもいいと思います。
・どちらでもいいです。
⑦ 支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか
⑧ 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、 子どもの発達の状況や課題について共通理解ができているか
【保護者の方々からのご意見】
・電話を下さったり、連絡帳を通して色々教えて下さったり、ありがたいです。
・連絡ノートを使ってしっかり共有理解ができている。直接話す時も親身に応えてくれている。
・毎回わかりやすく書面で伝えてもらえるのでありがたいです。
⑨ 保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
【保護者の方々からのご意見】
・いつも連絡帳に細かな情報を記して下さる他にも、電話などで教えて頂いて、とてもありがたいです。困っている事にも、親身に相談にのって下さったり、助言を頂き心強いです。
・半年か年に一度しっかり話せる機会を作ってほしい。迎えの時は子どもがいてじっくり話せないので。
・いつもあたたかい声をかけていただいて嬉しいです。
⑩ 父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか
【保護者の方々からのご意見】
・親子交流会的なものを聞いてみるのも良いかもしれませんね。
・あまり必要としていませんが、交流会等があってもいいかもしれません。参加するかは分かりませんが。
⑪ 子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知・説明し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
・苦情を申し入れたことがないため不明です。
⑫ 子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達 のための配慮がなされているか
【保護者の方々からのご意見】
【保護者の方々からのご意見】
・何かあれば必ず連絡してもらえるのでありがたいです。
・連絡帳や心配事を記入した際に、電話でも教えて下さり安心しますし、ありがたいです。
⑬ 定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信しているか
【保護者の方々からのご意見】
・ホームページ、楽しみにしています。SSに通っていないお子さんのお母さん方にも時々お知らせして情報を共有させて頂いています。
⑭ 個人情報に十分注意しているか
⑮ 緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、保護者に周知・説明されているか
【保護者の方々からのご意見】
・事前に書面で説明があり、だいたいわかっているつもりです。
⑯ 非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか
【保護者の方々からのご意見】
・訓練はなかなか難しいと思いますが、出来る範囲でやってもらえると助かります。
⑰ 子どもは通所を楽しみにしているか
【保護者の方々からのご意見】
・お友達が沢山増え、本当に楽しみに通っています。
・とても楽しみにしています。
・とても楽しく通っているようです。いつもありがとうございます。
⑱ 事業所の支援に満足しているか
【保護者の方々からのご意見】
・通所してから、運動能力が上がり、できることが増えたことで自分に自信がついた姿が親として大変嬉しく思います。ありがとうございます。
・これからも宜しくお願い致します。
・子供のことだけでなく、親の気持ちも考えていただけていると思います。集中力が身についたり、出来ることが増えたり、とても満足しています。
事業者向け児童発達支援及び放課後等デイサービス自己評価表
学習の転移
運動で身に付けた力は情緒に転移します(一般転移)。例えば、多動傾向のある子に平均台を渡る遊びを提供し抑制力を身につけてもらうと、情緒も抑制できるようになります。こだわりが強い子に、集団遊びを通しルールを守ることを教えると、固まってしまわず切り替えられるようになります。一方、こだわりの強い子は、一旦マイルールを形成してしまうと、その行動を変容することが難しくなるため、マイナスの学習転移が起こらないよう気を付けています。
潜在学習
行動が目に見えなくても身につけている潜在学習を意識することが大切です。例えば、運動エフェクトを始める際の整列で、皆と同じように並ぶことが苦手だったり、運動エフェクト中、決められた場所に座って友だちの実技を見ていることが苦手だったりする多動傾向の子がいます。皆と同じように集団行動ががとれるに越したことはありませんが、潜在学習の観点では自分本位の参加方法でも集団行動をとるために必要な学習が進んでいると考えることができます。実際、運動エフェクトが楽しいと感じたり、できたことを褒められたりすると、ある日突然集団行動がとれるようになることがあります。これは、自分本位な参加の仕方でも、日々運動エフェクトに参加していたことで、集団行動をとるために必要な学習が進んでいたことを表しています。
観察学習と代理強化
他人の行動を観察して学ぶことを「観察学習」と言います。また、他人が受けた効果を認識することで強化されることを「代理強化」と言います。Banduraら(1961)は、子どもの行動には観察学習と代理強化の影響が大きいことを明らかにしました(Bandura,Ross & Ross,1961)。子どもたちが好むゲームやTVの中には過激な暴力シーンが描かれていることも少なくなくありません。特に、男の子は、そのようなものをカッコいいと思う子もいて、目に入る情報を保護者又は子どもを見守る大人が制限する必要があります。福沢諭吉「中津留別の書」の中の「子は親の言うとおりにはしない、親のするようにする」は、正に観察学習及び代理強化を言い表した子を指導する上での至言です。
①利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか
②職員の配置数は適切であるか
③事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか
段差のある所には手すりをつけている。現時点で困っている子はいない。
④業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
⑤保護者等向け評価表を活用する等によりアンケート調査を実施して保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか
見学会を開くようにし、活動や子どもの様子を保護者に見てもらえるよう改善した。
⑥この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか
⑦第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか
⑧職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか
⑨アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、放課後等デイサービス計画を作成しているか
⑩子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか
⑪活動プログラムの立案をチームで行っているか
⑫活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか
運動エフェクトは予定表を作成しプログラムが固定化しないようにしている。
⑬平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか
⑭子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成しているか
⑮支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか
⑯支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか
⑰日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか
⑱定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか
半年に一度モニタリングを行い、計画を見直している。
⑲ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか
⑳障がい児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか
㉑学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか
下校時刻の変更等は保護者より連絡をもらっている。
㉒医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を整えているか
㉓就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか
㉔学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障がい福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか
まだ学校を卒業した子はいないが、移行する場合は情報を提供していく。
㉕児童発達支援センターや発達障がい者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか
㉖放課後児童クラブや児童館との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか
戸外活動で交流する機会がある。
㉗(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか
㉘日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか
連絡帳を通して教室の様子や家庭の様子を伝え合っている。
㉙保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング等の支援を行っているか
㉚運営規程、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか
㉛保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか
連絡帳や電話、面談で行っている。
㉜父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか
保護者同士の連携の希望は今のところでていないが、もしあれば協力をしていく。
㉝子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
㉞定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか
会報は発刊していないが、連絡帳や手紙等で必要事項は伝えている。
㉟個人情報に十分注意しているか
㊱障がいのある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか
㊲事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか
地域の方々との交流はないが、友好な関係を維持できるよう努めている。
㊳緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、職員や保護者に周知しているか
㊴非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか
防災センターで定期的に訓練をおこなっている。
㊵虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか
㊶ どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、放課後等デイサービス計画に記載しているか
現時点、身体拘束を必要とする子はいないが、やむを得ずおこなう必要がある場合はそうしていく。
㊷食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか
保護者からの聞き取りで対応している。
㊸ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか
ミーティングでヒヤリハットを共有し、改善策を話し合っている。