一宮市博物館・妙興寺

 一宮市博物館と妙興寺に行きました。一宮市博物館では、まず、たいけんの森で工作をしました。今回は、企画展「くらしの道具 妖怪ぞろぞろ」にちなみ、ちょうちんおばけを作りました。作り方の説明を見ながら、台紙を丁寧に切ったり、テープで貼ったりし、舌の部分が動くちょうちんおばけのお面を作りました。分からないところを質問しながら、どの子も丁寧に取り組み、自分で完成させることができました。完成すると、早速お面をつけてみたり、ちょうちんおばけの出てくるストーリーを作って友達と話したりし、お気に入りのようでした。

 次に、企画展「くらしの道具 妖怪ぞろぞろ」を見学しました。ここには、昔の道具とともに妖怪の紹介がされています。説明の部分をしっかりと読む子もいて、興味をもって見学することができました。また、ちょうちんおばけを見つけると、「さっき作ったのがいたよ」と嬉しそうに教えてくれた子もいました。

 最後に、妙興寺にお参りに行きました。ご住職から「お寺ではパンパンと手を鳴らさなくてもいいんだよ」と教えてもらい、またひとつ勉強になりました。また、仏像や天井に描かれている龍の絵の説明もしていただきました。子ども達は説明されているものの方をしっかりと見て、話を聞くことができました。特に、龍の油絵は日本でここにしかないと聞き、興味をもっていました。また、帰る時に境内で採取されたムクロジの実をいただきました。ムクロジは漢字で「無患子(子が病気にならない)」と書かれ、子の無病息災を願うと言われているようです。子どもたちは、実を振るとカラカラと音が出るムクロジを耳元で振りながら、自分のムクロジを楽しそうに選んでいました。