あおぞらプレーパーク

 稲沢公園に行きました。この日は、あおぞらプレーパークというイベントが行われていて、いつもとは違った遊びを楽しむことができました。まず、シャボン玉遊びをしました。通常の吹き具ではなく、金魚すくいで使うポイの紙を貼っていないものや、骨だけの団扇、毛糸で大きな輪を作って木の棒に結びつけたものが準備されていました。子ども達は、あまり見たことのない道具に興味津々で、様々な道具を代わる代わる試していました。団扇を使ってシャボン玉を作っていた子は、「ゆっくり動かした方がいいよ」と友達にアドバイスを送っていました。一気にいくつものシャボン玉ができると「いっぱいできた」ととても喜んでいました。また、毛糸の道具で挑戦した子は、20cm程の大きなシャボン玉ができ、「見て、こんなにでっかいのができた」と嬉しそうに教えてくれました。

 次に、竹鉄砲で的当てをして遊びました。的は通常の丸い的の他に、缶や虫捕り網がセットされていました。初めは上手く飛ばせなかった子も次第に的に当たるようになり、打つたびに「2点だった」「今のは3点に当たったよ」と教えてくれました。予めたくさんの弾をセットして2連続や5連続で打つことができるものもあり、楽しそうに遊んでいました。

 最後に、昔遊びのコーナーで遊びました。けん玉やコマ、羽根つきがありました。中には、けん玉のけん先に玉を入れることができる子もいて、何回か見せてくれました。帰り際には、「10回もできたよ」「ぼくは、けん玉名人だ」と嬉しそうに言っていました。コマは、ひもを引くタイミングが難しく、なかなか成功しませんでしたが、手のひらの上でコマを回す技を見せてもらい、びっくりしていました。羽根つきは、打つたびにコン、コンといい音がしていました。友達同士で練習し、慣れてくると連続で打ち合いができるようになり、楽しんでいました。他には、ディアボロという空中ゴマでも遊びました。ディアボロは回転することでコマが安定し持ち上げることができるようになります。初めはすぐ落ちてしまっていましたが、徐々にコツをつかみ、ひもの上で回転させ続けることができるようになりました。中には、1回トスすることに成功した子もいて、とても喜んでいました。あおぞらプレーパークは、「身近なものでこんなにも楽しく遊べるんだよ」と子ども達に教えてあげることができる良いイベントでした。子ども達は、いつもとは違った遊びに目を輝かせ、とても楽しそうに遊んでいました。