べったりすること以外の関わりを増やし、相手との距離感を覚える

 指導員や友達にべったりして相手との距離が近すぎることがあります。人と関わりたい、一緒に遊びたいという気持ちの表れですが、「〇〇で遊びたい」「一緒に〇〇したい」という具体的な意思はあまり感じられず、べったりすること以外の関わり方が分からないように見えます。本人の人と関わりたいという気持ちを満たしながら、相手との距離感も身に付けられるよう、べったりすること以外の関わりを増やしていきます。例えば、キャッチボール等の一対一で接する遊びに誘ったり、普段の会話を増やしたり、運動エフェクトの整列係のような役割をもってもらったり、お手伝いを頼んだりするなど、本人との関わりや本人に注目する機会をさらに増やすことで、べったりすること以外の関わり方を覚えてもらいます。
Juri F.