運動エフェクトのルールを覚え、楽しく活動する

 これまで、戸外活動で何かに興味をもつと勝手に輪から離れてしまったり、帰りの会で友達が発表している時に口を挟んでしまったり、あまり気の進まない運動に参加しなかったりする等、自由に振る舞っている面がありましたが、行動全体が落ち着いてきて、集団行動がとれるようになりました。行動の改善には、小学校に入学したことによる心の変化だけでなく、行動を変えようと意識した時に近くに姉がいたことの影響が大きいと思います。大人や兄・姉の真似をすることで習慣的行動の形成が促進されると言われており、本児がきちんとしようと思った時に、一番身近な姉を良いお手本として集団行動を身に付けたと考えられます。

 気になる点は、運動エフェクトの中でルールが分からないものがある点です。細かなルール設定のある鬼ごっこ等では、ルールに沿って動くことができず、鬼の時にも鬼でない子と同じ動きをしてしまうことがあります。大まかな流れが分からないまま取り組んでいるため、指導員から声を掛けられてもその通りに動くだけで、あまり楽しめていないようです。言葉だけでの説明では分かりにくい部分は、実際に動きを見せたり、動いてもらったりしながらルールを伝えていきます。その際、鬼が入れ替わる遊びでは、鬼と鬼以外の動きの違いが分かるよう2つに分けて丁寧に伝えるようにします。これからも、運動エフェクトを通して、様々なルールのある遊びを繰り返し経験してもらい、ルールを把握した上で楽しめる遊びを徐々に増やし、ルール理解力を伸ばしていきます。

Juri F.

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