自分でできそうなことに挑戦したり、普段と違う状況で困った時に助けを求めたりすることができる


 生活面では、少しずつできることが増え、新たに帰りの準備やお弁当の準備・片付けが自分でできるようになりました。これまでは、「(お弁当箱の)ふたを閉めて」、「(袋に)入れて」、「(袋の)チャックを閉めて」等、行動を分けて一つ一つ声掛けをした上で難しい所は手伝っていましたが、最近は、食べ終わると本人が自ら片付け始めてくれるようになり、自分のリュックにしまう所まで声掛けやお手伝いがなくてもできるようになりました。また、まだ自分でするのが難しいことは、「開けてください」、「してください」と言葉で要求を伝えてくれています。生活面での要求を言葉にすることは定着してきたので、今後は自分でやってみる部分を徐々に増やしていきます。現段階では、トイレの後にシャツをズボンに入れること、おやつの袋を開けること、水筒をホルダーにしまうことを自分でするのが難しいです。まずは、それぞれの行動を分解して、本人がどのくらいできていて、どの部分にお手伝いが必要かをしっかりと把握していきます。そして、少しがんばればできそうなことに挑戦してもらうことを繰り返し、自分でできる部分を増やしていきます。その際、声掛けだけでなく、お手本を見せたり、一緒にしたりすることでやり方を分かりやすく伝えていきます。
 以前、戸外活動で水遊びをした後に岩に座って靴下をはいてもらおうとしたところ、上手くはけず感情が高ぶっていました。普段は自分でできていることでも状況が変わると上手くいかなくなることもあるので、本人が困りそうなことを予測して見守り、難しそうだったら「手伝ってくださいと言うんだよ」と伝えて真似してもらい、困った時には助けを求められるようにしていきます。

Juri, F.