海南こどもの国
海南こどもの国に行きました。ここに遊びに来たときは冒険広場で遊ぶことが多いですが、今回は斜面広場と砦広場で遊びました。
まず、斜面広場のローラー滑り台で遊びました。ローラー滑り台は2種類あり、1種類ずつ順番に遊びました。「滑ってきていいよ」と声を掛けられると、子ども達はローラー滑り台の入り口に向かって走って行きました。滑り下りると、すぐにまた入り口に向かって走り、何度も楽しんでいました。その後、もう1つのローラー滑り台で遊びました。こちらのローラー滑り台は、ローラーが太く、ガタガタと少し揺れながら進んでいました。「あー」と声を出しながら滑り、振動により声が途切れ途切れになることを楽しんでいる子もいました。また、前の子にぶつからないよう、一人ずつ間隔を空けて滑るルールもしっかりと守ることができていました。
次に、砦広場で遊びました。砦広場の前には川があり、普通の橋と丸太のゆらゆら橋のどちらかを通って砦広場に行けるようになっています。子ども達にとっては、少しスリル感のあるゆらゆら橋が魅力的だったようで「ぼくは、こっちがいい」と、ほとんどの子がゆらゆら橋を選びました。初めは、少し揺れるだけで立ちすくんでいた子も、少しずつ前に進み頑張っていました。無事砦広場にたどり着いた時には「やっと渡れた」と、とても嬉しそうでした。その子は、自信がついたようで、帰りもゆらゆら橋を渡っていました。砦広場には、ターザンロープや木製複合遊具がありました。ターザンロープは、子ども達のお気に入りの遊具です。ロープにしがみつきながら滑空する爽快感やスピード感を味わうことができることに加え、勢いをつけて思いっきりスタートするほどスピードが出ることが楽しいようです。子ども達は、しっかりと順番を守ったり、次の子に優しく手渡したりし、仲良く遊ぶことができていました。木製複合遊具では、急な階段を上り下りしたり、チェーンで吊り下げられているタイヤの遊具を順に渡ったり、傾き度合いが少しずつ変わっている木の棒の上を進んだりする等、他の公園に比べて少し難しめの遊具でしたが、子ども達は果敢に挑戦していました。ゴールまでたどり着くと「できたよ」と誇らしげな顔をし、嬉しそうにしていました。「怖かったけど、もう一回やりたい」と何度も挑戦し、時間いっぱい楽しそうに遊んでいました。
最後に、斜面広場の石の馬にまたがり、小休憩をしました。「ねぇ見て。この馬、草食べてるのかなぁ。顔が土に埋もれてるよ」「これはポニーかなぁ」「シマウマもいるよ」と一頭一頭異なる格好や表情に目を向け、友達同士楽しそうに話していました。今回は、挑戦心をかき立てられるような遊具で「少し怖そうだけどやってみたい」と様々な遊具にどんどんチャレンジしている姿が印象的でした。そして、チャレンジしたことで子ども達が一回り大きく成長したように感じました。