帰り支度が早くできるようになる

 友達との遊びに気がそれてしまい、帰りの準備が遅くなってしまうことあります。帰りの準備がゆっくりなことは仕方のないことですが、決まった時間までに終えることができるように工夫していきたいと思います。
 まず、学習用具の片付け・トイレ等、帰る前にすることを時計のイラストとともに具体的に表し、「〇分になったら~をする」ということを視覚化して分かりやすく伝えます。始めのうちは、「長い針が〇になったから~するよ」と声掛けをし、帰りの準備の流れを習慣化していきます。それから、「長い針が〇になったらどうするの?」という声掛けに変え、何をするか自分で言ってから行動に移すことができるようにします。そして、最終的には、言われてするのではなく、自分で時計を見てできるようにしていきたいと思います。その際、帰りの準備をしている時は気を散らさないように他の子に伝えて協力してもらい、準備しやすい環境を整えます。また、「あともう少しだったね」「今日は間に合ったね」等、励ましたりほめたりして、次もがんばろうという気持ちにつなげていきます。これからも自分のことは自分でするという意識を高め、見通しをもって行動することができるよう支援していきます。
Juri F.