宮浦公園(D51一般公開)

 宮浦公園に行きました。この公園の一角には蒸気機関車D51が保管されています。普段は金網に囲まれていて外からよく見えませんが、年2回の一般公開の日には、間近で見学したり、写真を撮ったり、運転席に座ったりすることができます。子ども達は、見学前はあまり興味をもっていないようでしたが、中に入ると「わぁー、大きいね」と機関車の大きさに迫力を感じたり、「どうやってここまで運んだのかなぁ」と疑問をもったりし、少しずつ興味がわいてきたようでした。入ってすぐの所にD51の正面部分に上れる階段があり「ここ上ってもいいの?」と代わる代わる上っていました。また、運転席の見学では、機関車を走らせるための弁装置や燃料を燃やす場所、ブレーキ装置などの説明をしてもらいました。「運転席は結構狭いんだ」「石炭を燃やす所って大きいね。やっぱり、(車体が)大きいからいっぱい燃料がいるんだね」と率直な感想をもったり、「ブレーキはどういう仕組みになっているんですか」と質問したりしていました。運転席の見学後、階段を下りてから、「このタンクみたいなのが、石炭を燃やすところだね」と教えてもらったことを振り返っている子、機関車のタイヤを見て「○○君の背よりも大きいよ。すごいね」と言っている子もいました。また、ある子は、「ぼくは機関車じゃなくて、どういう仕組みになっているかの方に興味があるなぁ」と言って、もう一度運転席に戻って質問しに行っている子もいました。D51の見学後は、公園で遊びました。ブランコやシーソーで遊んだり、アリの観察をしたりし、楽しんでいました。遊具は少なめでしたが、友達のことを気遣って早めに交代する等、譲り合って遊ぶことが上手になってきました。