名古屋城

 名古屋城に行きました。天守閣は閉館中のため、本丸御殿の見学をしました。本丸御殿は、かつて尾張藩初代藩主、徳川義直の住居かつ藩の政庁として建てられたもので、御殿の内部は武家風書院造をベースに障壁画や飾金具などで絢爛豪華に飾られ、近世城郭御殿の最高傑作と称えられるほどでした。1945年の空襲により焼失してしまったため、現在の本丸御殿は、当時の姿を忠実に復元したものです。優美な空間や豪華なつくりを見学し、当時のお殿様の生活に思いをはせることができました。ある子は、キラキラとした装飾や華やかな絵を見て「すごく豪華だね。どのくらいかかったんだろう」と言っていました。また、ある子は、順路に沿って進んでいる途中で「どこまで続くんだろう。なんか、迷路みたい」と、建物の広さに驚いていました。歴史に興味のある子は、建物の造りについての知識を皆に披露してくれました。どの子も荘厳な雰囲気を感じ取り、落ち着いて見学することができていました。