リニア・鉄道館
子どもたちが「行きたい!」と熱望していたリニア・鉄道館に行ってきました。新幹線が大好きな子は、行きの車の中から気分が高揚していました。そして、その子に触発されるように、周りの友達も皆ワクワクしていました。
館内に入ると、まず暗い部屋の中に明るく映し出された超電導リニアが子どもたちを迎えてくれました。暗闇の中に浮かび上がる白を基調とした車体を見て、子どもたちはその車体に向け、一人また一人と走っていきました。指導員は、「迷子になるといけないから、皆と一緒に行かなきゃいけないよ」と声を掛けました。
昼食は、屋外展示車両N700系新幹線の中で摂りました。1人の子が慣れた手つきで座席を回転させ、友達同士向き合って座れるようにしてくれました。子どもたちは席に座ると、好奇心を満たすように、シートをリクライニングしたり、壁のハンガーを出してみたりと、普段味わうことのない新幹線の座席に心を躍らせているようでした。また、いつも昼食に時間を掛ける子は、「今日は早く食べないと全部を見ることができなくなる!」と言って、左右のほっぺたを膨らませながら食べていました。早く食べ終えた子は、「ぼくも席を回転させたい!」と空いている席を回転させたり、「ドアの向こうに行ってもいい?」と隣の車両はどうなっているのかを見に行ったりと、新幹線の中の特別な空間を楽しんでいました。
その後は、この施設に何度も来たことがある子の案内で、館内をくまなく見学しました。日本最大級の鉄道ジオラマに強く感動した子は、一度見た後にもう一度見たいと後ろ髪を引かれ少し元気を無くしていました。指導員から「もう1回見に行こうか」と声を掛けられると、「うん!」と頷き元気を取り戻しました。子どもたちは、超電導リニアシアターで時速500kmを実感したり、体験学習室でサスペンションの進化を座って体感したり、車輪の形の工夫について実際に模型を転がして確認したり、券売機で新幹線のチケットを買ったりと、展示車両を見るよりも体で鉄道を感じられる体験型のコーナーを好んでいました。そして、見学の終了時刻まで休憩することも忘れ、鉄道と友達との楽しい時間を満喫しました。





