その場に相応しい行動をとる

 通所し始めてから5か月程経ち、教室での活動やルールにも慣れ、落ち着いて過ごすことができています。運動と学習どちらも積極的に取り組むことができ、少しずつ力を伸ばしています。
 友達関係では、時々友達と言い合っていることもありますが、本人がきっかけを作っているわけではなく、基本的には仲良く過ごしています。最近はブロックでコマや剣を作って友達と一緒に楽しく遊んでいる姿をよく見かけるようになりました。また、友達に優しく、誰かが「入れて」と言ったら必ず入れてあげています。
 学習面では、静かに集中して公文に取り組むことができています。分からなくなると、そのままにせず自分から質問することもできます。間違いがあることを伝えられると感情が高ぶってしまうこともありますが、「はい!」とプリントを返されるだけであれば、自分で気持ちを抑えて直しに取り組むことができています。これからも間違っていると言われることはあるので、過度に反応したり、話を聞かなかったりしないよう繰り返し声を掛けていくとともに、間違っていると言われる場面にも少しずつ慣れていってもらいます。
 運動面では、得意・不得意に関わらず、どの種目も一生懸命取り組んでくれます。反復横跳びでは、左右へ動く時の上下の動きが少なくなり、効率よく動けるようになってきて、15回から26回へ大きく記録が伸びました。短縄や長縄、ドリブルでは、「僕、苦手」と言っていて苦手意識をもっているようですが、自分の番が来ると何度もチャレンジし、がんばって練習しています。長縄の小波ジャンプでは、初めは縄に対して平行に立っていたので、後ろから戻ってくる縄が見えずすぐに引っかかっていましたが、「横向きの方が、縄が見えるから跳びやすいよ」とアドバイスされると素直に聞き入れ、回数が9回まで増えてとても嬉しそうでした。集団遊びは、しっかりとルールを理解した上で行い、楽しむことができています。負けても涙ぐむことなく自分の中で抑えることもできるようになってきました。これからも様々な運動に取り組んでもらい、さらに運動能力を伸ばしていきます。また、積極的でがんばり屋な姿を認めてほめ、運動を楽しんでもらいます。
 これまでの様子から気になる点は、クイズで友達に答えを教えてしまったり、まだ名前を呼ばれていないのに答えてしまったり、静かにしているべき場面で「早く早く」と何度も言ってしまったりする点です。積極的な所は良い面ですが、出過ぎてしまう部分があるので、その場に合った行動ができるよう、その都度声を掛けていきます。これまでに返事の仕方を一度注意されたことがありますが、それから同じ注意を受けないように気を付けられていて、学習力はあります。気になる行動があった時にはその都度声を掛け、経験を通してその場に合った行動を身に付けてもらいます。
Juri,F.